2010-04-06

時制の基礎・現在1

英語の現在・過去・未来
人間の時間の捉え方というのは、一般的には過去から現在
そして未来へ続く、というのが基本にあると思います。

時についての3つの基本的な表現を考えて見ると、英語の文章
では、ある動作や状態がいつ起こったのかを表すために動詞の
形自体を変えるという特徴を持っています。

英語では、動詞自体の変化で表すことができるのは、
現在時制・過去時制の2つになります。

そして未来(これから先)については、willなどを使った未来に
ついての表現ということになります。動詞そのものが形を変えて
未来の表現をするということではないので気をつけてください。

(英語の動詞自体には未来形という形はありません)

コミュニケーションにおいても最も基本になるこの3つの時間を
軸にした表現方法をしっかり再確認しましょう。

今回は
現在を表す文・・・現在形 を確認してみましょう

現在形は動きや変化にとらわれない物事を描写する表現になります。
一般動詞では現在形を使用し、be動詞は主語に合わせてis, are, amを使います。
ただし、一般動詞では3人称・単数の場合、語尾に(e)sを付け、
haveはhasに変えますので注意してください。

このような意味的な特徴を持っているので下記のような表現
が可能になります。

(1)現在の状態・事実
I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいます)
My brother has a lot of friends.
(私の兄[弟]にはたくさんの友達がいます)

(2)習慣的な行動・動作
I usually wake up at six.
(私は普通6時に起きます)
I brush my teeth every morning.
(私は毎朝歯を磨きます)

(3)自然の摂理・不変の事実・真理
The sun rises in the east.
(太陽は東に昇ります)
The moon goes around the earth.
(月は地球の周りを回っている)

まずこの3つの意味合いが出せる表現方法が現在形の特徴だ
ということを基本として再確認してください。

上記の例文などを参考にして、他の現在形の文章が出てきた
時には(1)から(3)のどれになるのかを考える習慣をつけると
より定着が図れると思いますよ!

次回は現在形で表せる表現の応用編です。

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