2011-01-28

中学英語で学ぶ受動態2

受動態(受け身)のはなし2

受動態の疑問文と否定文

疑問文の作り方
通常の疑問文: Be動詞+主語+過去分詞(+by~)?
疑問詞で始まる疑問文: 疑問詞Be動詞+主語+過去分詞(+by~)?

例文で確認
This song   is loved   by young people.
                    ↓
Is this song   loved   by young people?

この歌は若者たちに愛されている。
この歌は若者たちに愛されていますか

疑問詞
These flowers   are seen   in Japan  in June.
           ↓
When  are these flowers seen  in Japan?

これらの花は6月に日本で見られます。
いつこれらの花は日本で見られますか



否定文の作り方

文型: Be動詞+not+過去分詞(+by~).

例文で確認
The book  was  written  by John.
        ↓
The book  was not  written  by John.

その本はジョンによって書かれた。
その本はジョンによって書かれなかった

基本的に、be動詞を含む一般の疑問文、否定文と同じ語順になります。Do/does/didなどは使いません。

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2011-01-24

中学英語で学ぶ受動態1

受動態(受け身)のはなし1

“能動態”と“受動態”という言葉は聴いたことがあると思います。今回からは“受動態”(受け身)の文を確認します。

まず、
能動態=動作や行為を行う側を主語(主体)にした「Aは~します」という文
受動態=動作や行為を受ける側が主語(主体)になり「Bは~されます(動作を受けます)」という文

受動態の文型
主語be動詞+動詞過去分詞(by~)

能動態の文と比較して受動態の文を作って見ましょう

能動態: My brother               uses          this bicycle.
                   主語(~は)              動詞(~する)         (目的語)~を

受動態: This bicycle             is used             by my brother.
                   主語(~は)         be動詞+過去分詞         by 行為者(動作主)

能動態: 私の兄はこの自転車を使う
受動態: この自転車は私の兄によって使われている

※受動態ではbyを使って行為者(動作主)を文尾に置きます。

簡単ですが、まずは基礎の基礎で文型を思い出しましょう。

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2011-01-20

中学英語で学ぶ比較表現8

比較表現の疑問文2

今回も疑問文を確認していきましょう。答え方もちょっと違う
ところもありますので例文を覚えてみてください。

1.Which (Who) the+最上級+of (in) ?
「・・・のなかでどれが一番~ですか?」の意味の疑問文です。

基本的に前回確認したwhich who の使い方、答え方は同じになります。
例文)
Which is the most beautiful of the three fowers?
3本の花の中で、どれが一番美しいですか?

This one is.
この花です。 this one が一番美しいのは分かっているので省略します。


2.Which … like better, A or B ? / Which … like the best ?
「AとBとではどちらの方が好きですか「~の中でどれが一番好きですか」

を尋ねる表現です。

ここでは答え方もしっかり確認してください。
例文)better 比較級です!
Which do you like better, tea or coffee?
紅茶とコーヒーでは、どちらの方が好きですか?

I like coffee better.   than tea は省略しますが、betterは省略しない)
コーヒーの方が好きです。

例文)the best 最上級です!
Which do you like the best of these cameras?
これらのカメラの中でどれが一番好きですか?

I like this one the best. of からは省略します)
このカメラが一番好きです。

比べる表現、いろいろ覚えてみてください。

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2011-01-19

中学英語で学ぶ比較表現7

比較表現の疑問文


比較表現と疑問詞 whowhich を使った疑問文も確認しておきましょう。意外とTOEICのpart 2辺りでも必要になってくるかもしれませんね

1.Which (Who)… 比較級, A or B ?
AとBを比較して「AとBとでは、どちらが~ですか?」と尋ねる疑問文です。
基本的に
Which=物/事柄
Who=人物

この疑問文に対する答え方は単純にYes,Noで答えるのではなく、比較級以下を省略した形になるのでそれも確認しましょう

(例文)
Who studied harder, John or Sandy?
ジョンとサンディのどちら一生懸命勉強しましたか

Sandy did. (studiedの言い換えで、比較級harder以下は省略しています)
サンディです。
※一般動詞の場合はdo, does, didを使って答える。



Which is larger, Japan or America?
日本とアメリカではどちらが広いですか

America is. (比較級largerは分かりきっているので省略)
アメリカです。

基本的ですが、答え方までしっかりと再確認しましょう。

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2011-01-18

中学英語で学ぶ比較表現6

最上級のさまざまな表現


(1)One of the +最上級+名詞複数形
  「一番~なものの1つ」

例文)
She is one of the most famous girls in the school.
彼女はその学校で一番有名な女の子の一人です。

※こんな表現、日本語でもしますね


(2)The second (third) +最上級
  =「2番目(3番目)に~」

(例文)
John is the second tallest boy in his class.
ジョンはクラスで2番目に背の高い男の子です。

※「1番」ではないときでも使います。


Most +名詞複数形 / Most of +名詞複数形
「most ~」=漠然と「ほとんどの~」の意味
「most of ~」=「~のうちのほとんど」の意味

(例文)
Most people like to see a movie.
ほとんどの人々が映画を観ることが好きです。

Most of the students in the country go to college.
その国の学生たちのほとんどが大学に行く。

応用編として覚えましょう!!

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2011-01-14

中学英語で学ぶ比較表現5

最上級の用法

今回からは最上級の説明に移ります。
3つぐらいのものを比べて「~なかで一番~」の意味を表すのにこの比較表現の最上級を使います。

形:the+形容詞・副詞の最上級+of (in)
                 of+複数名詞or複数の代名詞
                 in+場所・区域などを示す単数の名詞

例文)
She gets up (the) earliest of all the members.
        副詞の最上級
メンバーの中では彼が一番速く起きる

※最上級の前にはtheを付けるのが普通であるが、副詞の最上級にはtheをつけないこともある。

This park is the most beautiful of the three.
                比較の対象  →  複数
この公園は3つの(公園の)なかで一番美しい。

This park is the most beautiful in the town.
                比較の範囲  →  単数
この公園はその町で一番美しい。

Of=いくつかの比較の対象のうちから、1つを選ぶ感覚
In=比較している範囲を示す「~の範囲の中で」の感覚

まずは基本になる「1番~」という最上級の使い方でした。

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2011-01-08

中学英語で学ぶ比較表現4

比較級のさまざまな表現


1.比較を強める・弱める

比較の程度を強めたり弱めたりする場合、much や a littleを使います。

☆ much / a little + 比較級
例文)
Japan is much smaller than America.
日本はアメリカよりもずっと小さい。

Jane is a little taller than I.
ジェーンは私より少しだけ背が高い。

☆より具体的に程度の差を示す場合は数量を表す語句をつけます。
例文)
Mary is five years older than my sister.
メアリーは私の姉より5歳年上です。

2.その他の表現

☆比較級+and+比較級=「だんだん、ますます」
例文)
It is getting darker and darker.
だんだん暗くなってきています。

English has been more and more important.
英語はますます重要になってきた。
          ※moreの部分だけを反復する

☆The+比較級+of the two=「2つのうち~のほう」
例文)
Jim is the taller of the two.
ジムはその2人のうちの背の高い方です。
    ※この表現では比較級の前にtheがつきます。

前回と併せて比較表現として覚えましょう!

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2011-01-07

中学英語で学ぶ比較表現3

比較級の用法


今回から比較級に移りたいと思います。
これは、「・・・よりいっそう~」という意味で、2つの物・事の程度や性質などを比べる表現方法です。
その時に英語では、程度や性質に当たる“形容詞・副詞”を比較級という形に換えて《比較級+than》比較の意味を出します。

まずは基本の形を例文で確認しましょう。

文型:A+be動詞or動詞+比較級+than+B

例文)
She is taller than her mother. (…よりいっそう~)
彼女は母親より背が高い

His dog is smaller than mine.
彼の犬は私のより小さい。

John runs faster than Ken. (副詞での比較表現)
ジョンはケンよりも速く走ります。

比較級を使った表現の基本編ですがしっかり確認しましょう。

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2011-01-06

中学英語で学ぶ比較表現2

同級比較 As ~as を使った表現


1.As ~ as possible, as ~ as one can
「できるだけ~」

Possible, one canでも同じ意味になりますが、one canの方は文章の主語や時制に注意が必要になります。

例文)
Taro ran as fast as possible.
太郎はできるだけ速く走った。
Taro ran as fast as he could.
        過去の文なのでcanは過去形

2.As ~ as を使った倍数表現
「・・・の2倍の~」=twice as ~ as ・・・
例文)
He has twice as many CD’s as I do.
彼は私の2倍の数のCDを持っています。

「・・・のⅩ倍の~」=Ⅹ times as ~ as ・・・
例文)
His garden is three times as large as ours.
彼の庭は私達の庭より3倍広いです。

「・・・の半分の~」=half as ~ as ・・・
例文)
This baby is half as heavy as Jane’s.
この赤ちゃんはジェーンの赤ちゃんの半分の重さです。

「・・・と同一(同じ種類)の~」=the same ~ as ・・・
例文)
He has the same watch as I have.
彼は私と同じ種類の時計を持っている。

前回と合せて同級比較として覚えましょう。

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2011-01-05

中学英語で学ぶ比較表現1

比較表現 and 同等比較


今回から比較表現になります。ここでは中学英語で習う範囲で基礎的なことを中心に復習のつもりで記述したいと思います。

同等比較 = 比較して「おなじくらい~」と表現する。
比較級  = 2つのものを比較して「より~だ」と表現する。
最上級  = 3つ以上のものを比較して「~のうちでいちばん~」と表現する。

1.同等比較 「as 形容詞or副詞 as」 の形で表す

「~とおなじくらい・・・」と、性質や程度が同じ(同等)であることを表現します。
この場合“形容詞”“副詞”が使われますが、元の形(原級)を使います。

形容詞の例文)
Bob is as old as Tom.
ボブはトムと 同じ年(同じ年齢)です。

John is as strong as I am. (I / me)
ジョンは私と同じくらい力強いです。

副詞の例文)
She runs as fast as Tom.
彼女はトムと同じくらい速く走る。

Tom works as hard as his father.
トムは父親と同じくらい一生懸命に働く。

否定文の場合)
A not as 形容詞or副詞 as B 「AはBほど~ではない」と表現する
例文)
John is not as tall as Tom.
ジョンはトムほどの背丈ではない
ジョンはトムよりかは背が低いという意味になる

Jane can’t swim as fast as Ken.
ジェーンはケンほど速く泳ぐことができない。
2人を比べてケンのほうが速い

まずは、同等比較からしっかり確認しなおしましょう。

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2011-01-04

中学英語で学ぶ動名詞4

動名詞と不定詞


動名詞(動詞ing)と不定詞(to do)でどちらも「~すること」という意味を出すことができ、用法が似ています。ただしこれは常にどちらも使えるという訳ではなく、動詞の目的語になる場合は、動詞によって“動名詞”・“不定詞”を使うか決まっていたり、意味が変わってしまったり、注意しなければならないことがあります。

この項目は、受験英語でさんざん学習された方も多いと思いますが、基礎編として中学英語レベルで習う範囲で復習したいと思います。

(1)動名詞・不定詞の両方を目的語にする
代表的な動詞=begin, start, like, love などなど

I like watching a movie.
I like to watch a movie.
私は映画を観ることが好きです。

It began to rain late at night.
It began raining late at night.
夜遅くに雨が降り出した

※どちらを使ってもほぼ同じ意味になる

(2)不定詞だけを目的語にする
代表的な動詞=plan, wish, decide, hope, want などなど

I want to become a doctor.
私は医者になりたい

She promised to come tonight.
彼女は今夜来ると(来ることを)約束した。

(3)動名詞だけを目的語とする
代表的な動詞=enjoy, finish, mind, stop, give up などなど

They stopped talking.
彼らは話すことをやめました。

They enjoyed walking in the park yesterday.
昨日、彼らは公園を散歩するのを楽しみました。

※(2)(3)の項目に関しては、それぞれこの形にしないと日本語訳の意味が出ないということです。

(4)目的語が動名詞か不定詞で意味が変わる
代表的な動詞=try, remember, forget などなど

He tried to eat it.
彼はそれを食べてみようとした。
実際に食べたかどうかは不明

He tried eating it.
彼はそれを試しに食べてみた
実際に食べてみた

高校英語になるともう少し細かくなりますが、基礎編としてここまでは確認し直してみてください。

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