2010-11-24

中学英文法での不定詞18

使役動詞(make, let)

もう1つtoの付かない不定詞で中学英語レベルでも確認したいのが、「使役動詞」(使役表現)になります。ここでは、make, let  を使った表現を見てみましょう。


文型=主語使役動詞(make, let)目的語動詞原形

Makeを使う場合=「~に・・・させる」
(無理やり~させる)という意味になり、強制の意味が強い

He made his children wash the dishes.
彼は子供たちに無理やり皿を洗わせた。

Letを使う場合=「~にさせる」
((望みどおり)~させてあげる)という許可・放任の意味になる

Let him go at once.
すぐに彼を行かせてあげなさい。

※強制力はmakeの方が強くなりますので、使用する際には注意が必要です。

使役表現の基礎として、今回は覚えましょう!

早稲田外語専門学校
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2010-11-18

中学英文法での不定詞17

To の付かない不定詞
今まで確認してきた不定詞ですが、必ず「to+動詞原形」の形でした。
それと1つ今回は「動詞原形」をそのまま使う不定詞もありますので確認してみたいと思います。

知覚動詞と不定詞
see, look at, watch, hear, listen to, feel, notice, observe

などが人の感覚に関わる動詞=知覚動詞と呼びます。

文型例
主語+hear+目的語動詞原形
「A(目的語)B(動詞原形)するのを聞く」

という意味合いをこの文型で言い表すことができます。

例文でいろいろ確認しましょう
I saw him go out.
彼が出て行くのを見た。

I felt the whole house shake.
私は家全体が揺れるのを感じた。

I heard my father call me.
私は父親が私を呼ぶのを聞いた。

上に挙げたその他の動詞も例文などを探してみてください。
日常的な表現ですので是非覚えましょう!!

早稲田外語専門学校
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2010-11-08

中学英文法での不定詞16

不定詞の語法 too ~ to do


中学の英語の授業で出てきた表現です。これは
最初のtooが副詞で「あまりにも~すぎる」という意味があり後ろにto不定詞を置いて、「とても~なので・・・できない」という日本語訳になることを学んだ方も多いと思います(私もその一人です)。

ただしこれだと英文は肯定文なのに、日本語訳は否定文。。。なんかおかしな感じもあると思います。

直訳すると、「あまりにも~すぎる、doするには」という意味が基にあって「doするにはあまりにも~しすぎる」となり、日本語で自然な「とても~なので・・・できない」に変わるという変遷になります。肯定・否定でシックリこない方は直訳してみてください

例文で練習
He was too tired to stand up straight.(形容詞)
彼はとても疲れていたので、しっかり立ってられなかった。

It was snowing too heavily to go out.(副詞)
雪がとても激しく降っていたので、外出できなかった。

こんな例もあります。
This book is difficult for my child to read.
この本はうちの子が読むにはむずかしい。

この場合は、my childreadの主語になっている。=意味上の主語

せっかくですから「意味上の主語」の例文も併せて覚えてしまいましょう。

早稲田外語専門学校
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2010-11-06

中学英文法での不定詞15

疑問詞+不定詞のつづき


What (which, who) to do
前回の続きでwhat, which, whoと不定詞でも意味を考えて見ましょう。

What to do   何を~したらよいか
Which to do どちらを~したらよいか
Who to do    だれに(を)~したらよいか

これらもhow to doなどと同じ働きを文中ではします。

例文で見ましょう
Please tell me what to do.
何をしたらよいのか教えてください。

I don’t know which to choose.
どちらを選べばよいか分からない

I can’t decide who to ask.
だれに頼むか決めることができない。

※ what, whichは後ろに名詞を付けて
which shoes to choose(どの靴を選ぶべきか)
what color to choose(どの色を選ぶべきか)

の形でも使えます。この時のwhat, whichは形容詞の働きをしています。

前回と合せて、「疑問詞+to do」もしっかり確認しましょう

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http://www.waseda-flc.ac.jp/extention.html

2010-11-05

中学英文法での不定詞14

疑問詞+不定詞  how (when, where) to do

不定詞の前に上に挙げたような疑問詞が付く形で一定の意味を持った名詞の固まりになります。どんな意味を出せるのかちょっと見てみましょう。

今回は
How to do  「どのように~したら良いか、~する方法」
When to do  「いつ~したら良いのか、すべきか」
Where to do 「どこに(で)~したらよいか、すべきか」

たとえば、
How to swim「どのように泳いだらいいのか、泳ぎ方」というような名詞の固まりになります。そうすると文章の中で

I don’t know how to swim.
私は知らない  泳ぎ方を

というような形で組み込むことができます。

例文
She wants to learn how to ride a bicycle.
彼女は自転車の乗り方を習いたい。

He asked her when to visit John.
彼はいつジョンを訪れたらよいか彼女に尋ねた。

Could you tell me where to eat dinner?
どこで夕食をとったらいいか教えてください。

これらも不定詞を使った日常的な表現方法になります。是非覚えておきましょう。

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http://www.waseda-flc.ac.jp/extention.html