2010-02-11

命令文1


中学の1,2年生のうちに習う英語の文章の種類(普通の文・否定文・疑問文は除く)として主に以下の3つがあります。

1.命令文
2.感嘆文
3.There is/are . で始まる文

ここでは1つずつ確認していきますが、大切なのはこの文法項目で英文としてどのような意味を出せるのか、ということになります。日本語との語順の違いを意識しながらしっかり例文を覚えるようにして文法事項の定着を計りましょう。

1.命令文
文字通り「〜しなさい」と命令するとき、「〜してください」と何か依頼をするときに使います。
実際は、話し手との関係や口調によってニュアンスは変ってきます。強く言えば命令の意味合いが増しますし、やさしく言えば依頼の意味合いが強く出ると言った感じですが、あくまで命令文になりますので、使い方はちょっと気をつけてください。

語順の特徴
英語の命令文は、文の主語(基本的にはyou)を付けず、動詞の原形から文をはじめます!
例文で作り方を確認しましょう。

普通の文 You    go  to  school. 
     (あなたは学校に行く)
      ↓    
命令文 (省略)  Go  to  school. 
       (学校に行きなさい)

このような形、語順になります。

もう1つ
be動詞の命令文
be動詞+形容詞の形で命令文にもなります。
「〜しなさい」「〜になりなさい」という時に、よくこの形を使います。

例文で見てみましょう
普通の文 You are kind to other people.
     (あなたは他の人々に親切です)
                     ↓  ↓
命令文  省略  Be kind to other people.
                    (他人に親切にしなさい)

この場合、be動詞は必ず原形(be)になります。areとか is などを間違って使わないように気をつけてください。

そして、この命令文にpleaseという単語を付足すと、「〜してください」という意味合いを出し、依頼の意味が強くなります。

例文)
Please open the window.  (その窓を開けてください)

もちろん何でもpleaseを付ければ、ということでもないですが、依頼文の1つの言い回しとしてしっかり覚えましょう。

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