今回は
Artist: Pat Benatar
Album: Back To Back Hits
Title: We Belong
今日は、パット・ベネターの曲を紹介します。彼女は80年代を代表する女性ロックボーカリストの一人で、特に80年代前半でしたでしょうか、グラミー賞を何年か連続で受賞したと思います。その頃の曲は、ほんとに角々しさがあって、女性ハードロッカー的な感じがすごくしてそれが彼女の魅力になっていたと思います。
しかし、この曲でイメージチェンジを図ったのか?きれいなバラードを聴かせて大人の女性アーティストに変身したのかなと思いました。何年か前にアメリカのカントリー番組にゲストで出演していて、しっとりカントリー風にこの曲を歌っていました。やはりアメリカではカントリーに行き着くのでしょうか、それともカントリーブームになっていたのでそれに乗っかったのか?真相は如何に...
歌詞の中で
” wash the palette clean”
「パレットをきれいに洗って」(ほぼ直訳)
こんな一節がありますが、
ここでは文型を見ましょう。
wash=動詞=洗う
そして、「洗う」対象が、
the palette=パレット=動作の対象になるもの(目的語)
これで、まず「パレットを洗う」という意味になりますが、
その後ろに形容詞を置いて
それ(palette)を形容詞が示す、clean な状態にwashするという意味合いになります。
このように、動作の対象(目的語)の変化や状態の維持を表現するのが、
「動詞+名詞(目的語)+形容詞」の文型になり
日本の英語教育では=SVOC(第5文型)と呼ばれているものになるのですね。
上の一節は、「変化先としての状態」の意味合いで「パレットをきれいな状態に洗う」ということになるのですね。
結構この表現方法も、日常的になりますし、この感覚がつかめるといろいろ応用して使えますので、ちょっと覚えておきましょう。なかなか日本語話者には感覚的につかめないところがあるので、今後もこの文型は取り上げて生きます。
サビの部分
We belong to the light
We belong to the thunder
We belong to the sound of the words
We've both fallen under
Whatever we deny or embrace
For worse or for better
We belong, we belong
We belong together
イメージチェンジを図っても、彼女のボーカルの力強さは変わらない、でもとっても素敵なバラードです。是非お聴きください。
http://jp.youtube.com/watch?v=HtuyYAL-nNY
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