今回は
Artist: Huey Lewis And The News
Album: Picture This
Title: Do You Believe In Love
今日は、ヒューイ・ルイスの曲を紹介します。このグループは、「Best Hit USA」を見始めた頃にちょうどメジャーになってきたバンドで、下済み時代が長かったという小林克也さんの解説があったと記憶しています。この後に出たアルバムの曲が、私の大好きな映画「Back to the future」で使われ、押しも押されぬメジャーの仲間入りを果たしたのは知っている方も多いと思います。1度、「Best Hit USA」にゲストで出演し、アカペラを披露して、すごくコーラスがうまいな、と当時思いました。
この歌詞の中で
1.I believe it too.
2.Do you believe in love?
と動詞 believe を使った箇所があります。
ここでこの動詞の使い方を見てみましょう。
ここでのポイントは、
1.他動詞
2.自動詞
これらは皆さんも英語を勉強した時に聞いたことはあると思いますが、分からないで終わっている方も多いと思います。まず、「動詞」ですから、動作を表しています。動作ということは、何かしらに働きかけをする場合が出てきます。
その時に、
1.直接的に働きかける対象(目的語と呼ぶ)があるのか、
2.もしくは、特に何にも働きかけない(主に自発的な動作)または、間接的に働きかける対象があるのかで、
1.他動詞、そして、
2.自動詞に使い方が分かれます。
動詞は大体この2つとも用法を持っていて余計にややこしいですね。
例えば、
動詞”kick”を取り上げると
1.He kicked me.
2.He kicked at me.
どちらも、英文としては、合っています。1.は、直接meが働きかけの対象で目的語になっているので、「実際に私を蹴った」になります。(他動詞として使われている)
そして2.は、前置詞 at が使われていて、クッション役になり、「(私のところに)から、私をめがけて(わたしにむかって)蹴った」という意味になり、meは実際には蹴られていない(当たっていない)、間接的な働きかけになっています。(自動詞として使われている)
ですので、Do you believe in love?この文は、「愛を信じる」というよりも、「愛の存在を信じる」というような意味合いになるのですね。
間接的に働きかける分、直接的に働きかける場合と意味の違いが出てきます。もちろんこの動詞 believe は、他動詞の働きもありますので「~を信じる」としっかり言いたい時には、他動詞として使ってみてください。
こんな違いも徐々に分かってくるといいですね、この理屈は押さえておいて、是非いっぱい英文に触れてみてください。これも何度も触れながら確認していきたいと思います。
サビの部分
Do you believe in love
Do you believe it' true
Do you believe in love
Oh you can bet i believe it too
では、80年代を代表するアメリカンロック、聴きやすい曲です。きれいなコーラスと共にお聴きください。
http://jp.youtube.com/watch?v=6f9nv6HOLM0
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