2010-09-07

5文型のはなし1

基礎5文型のはなし1


『5文型』という言葉は中学や高校などの英語の時間で習った記憶があるのではないでしょうか。

普通1つのまとまった意味を表すものを分といいますが、その分がどのような語を骨組みにして造られているのか、その骨組みとなる単語の組み立てを文型と呼びます。そして5文型ですから、5種類の組み立て方があるということになります。

この組み立て方にこだわる理由として考えられるのが、英語は日本語とは違い助詞が発達していないため勝手に単語を並べただけでは文章としてちゃんと意味を出すことができません、日本語は単語の後に助詞(~は、~に、~を)などを付けることによって文の中での働きが決まり語順をあまり気にすることなく意味を持った文章が作れます。

英語はその発達していないのを、語順をルール化することによって文章として意味を出さざるを得ないわけです。そこで考え出されたのがこの『5文型』になるということです。ただし、副詞や前置詞を使った修飾語句なども文には付きますので実際はもっと複雑になる場合も多いと思います。

この5文型については、役に立つ・役に立たない諸説言われていますので、ここでは文法用語を中心にできるだけ簡単に確認したいと思います。

もちろん、基本的な英語の語順は、上に書いた理由の通り、しっかり覚えてください。

文の要素としてカウントするもの

主語=文章の主題になる言葉 「動作をする人や物」「ある状態である人や物」

述語動詞=文字通り「動作」になります。

目的語=動詞の動作の対象になる言葉

補語=主語や目的語の性質などを説明する言葉

まずこれだけは覚えておきましょう。次回は例文で文型確認です。

早稲田外語専門学校
TOEIC(R)対策公開講座
http://www.waseda-flc.ac.jp/extention.html

0 件のコメント: