2010-09-16

文の種類・単文・重文・複文

基礎文法~文の構造

前回まで基本の5文型を確認してきました。これが英文の基本になって読解力や聴解力の上達、英文を作る際の語順に気を付ける、などなど、様々なことに役立つものとなります。

これらを踏まえて今回は、『文の構造』ということで、中学校の英語でも全学年を通じて徐々に簡単な文~複雑な文章を学んでいきます。

英文には、〈主部+述部〉(完全な文)が1つだけの文(単文)と、接続詞などを使って2つ(以上)の文を結びつけたものがあります。

2つ以上の〈主部+述部〉を持った文は、接続詞などの種類によって、重文・複文に分かれます。

単文=〈主部+述部〉が1つだけの文

重文=and, but,などの接続詞で文が繋がっている。
(主部+述部)+and, butなどの接続詞+(主部+述部)
※繋がれているそれぞれの文は文法上対等な関係になる

複文=when, because, thoughなどの接続詞で文が繋がっている
(主部+述部)+when, because, thoughなどの接続詞+(主部+述部)
※一番主になる文に、whenなどの接続詞で作られている文が従属(詳しく説明している)していて、主+従の関係になっています。

例文でそれぞれを確認してみましょう

単文例
She ran to the station.
(彼女は駅に走っていった)
(主部+述部)1つだけ

重文例
She is young, but she is a very good teacher.
(彼女は若いが、とても良い先生です)
(主部+述部)but(主部+述部)対等関係

複文例
When he arrived home, it was quite dark.
(彼が家に着いたときは、すっかり暗くなっていた)
When(主部+述部)=従属,(主部+述部)=主節

注目!!
実際話す時、書く時など、日本語で考えても、簡単な文よりはここで示した重文や複文を用いるときの方が多いと思います。やはり英語でもより複雑なことを話す時には頻繁に重文・複文を使用しますので感覚をつかみましょう!

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