2008-08-04

映画より・・・見たり、聞いたり、はこの表現

look at him go!
「あれを見ろよ!」

主人公が、1950年代に戻り、そこでそ時代にはまだなかったスケートボードを、巧みに操っているのを見て、その姿がカッコいいので、当時の少年たちが言ったセリフです。

この表現ですが、文型としては第5文型を使っていてSVOC という表記になります(皆さんもどこかで見たことはあると思います)S=主語 V=動詞 O=目的語 C=補語(前の目的語を説明する語)そして、see, watch, look, hearなどを文字通り、見るとか聞くとか知覚動詞で使う場合

look at somebody do(doing) 「誰々がdo(doing)するのを見る」などのように使い、(A+する do)という状況をVする。(A+している doing)状況をVする。こんな感じになります。
ここでは時制に関わらず、動詞の原形もしくはing形が使用されます

上記の文章は
look at him go!「あれを見ろよ!」=「彼が行くのを見ろ」
(スケートボードに乗っていくのを見ろ)となります。

これも文法的に見ると、厄介なところもありますが、よく考えてみると、日本語でもこの表現は日頃頻繁に使うと思います。

例えば
I saw him standing there.
[私は彼がそこに立っているのを見た。](誰かの歌の歌詞にあったかな???)

I heard him sing a Chinese song.
[私は彼が中国語の歌を歌うのを聞いた]などなど

「何々が~する(~している)のを見る、聞く」と言ったような表現は、皆さんも日頃日本語ですぐに思いつくと思います。まさにこのような日本語の表現が、英語では第5文型を使った表現方法で言い表せますので、簡単な例文から練習すると案外楽に身に付くかもしれません。

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