2008-08-30

過去と現在の関係

今日は

Artist: Foreigner
Album: Agent Provocateur
Title: I Want To Know What Love Is

今回は、Foreignerの曲を紹介します。このグループは70年代から活躍している元々イギリス出身のバンドで、その頃のヒット曲もいろいろあるのですが、80’sということで、80年代半ばから後半にかけてブレイクしたものから選びました。この曲の思い出は、85年か86年だったでしょうか、当時のお台場で”Super Rock Festival”が開催され、その時”Foreigner”が参加し、クワイヤーの合唱を交えながらこの曲を演奏したのが感動で、すごく記憶に残っています。往年のブリティッシュ・ロックバンドで、いつ聞いても良いものは良いですね。

この歌詞の中で
”In my life there's been heartache and pain”
「人生でいろんな辛いことに遭遇して来たんだよ」(超訳です)

という部分があります。

これはhave + 動詞の過去分詞=現在完了形の形を取っています。
『現在完了』はみなさんも習ったことはあると思いますが、分からずじまいの方も多いと思います。日本語にない文法事項になるのでしょうがないとは思いますが、

ポイントとしては、現在との関連性を表すことと、ある行為の状態・結果を重視することになります。
例えば
”I have lost my watch.”
「時計をなくした状態を、今経験している」

今もなくて困っていると考えられる=「なくしてしまった」(考えられる訳)

そして、普通の過去形で
”I lost my watch.”だと
「時計をなくした」

(過去に)なくした、ことは言っているが、今はどうなっているのかは言っていません。
このように過去から現在、そして、現在に視点をおいて言い表すのが、現在完了形になります。
ちょっとこの完了形の基本の基本を、今日は押さえておきましょう。これはまた話題にします。

サビの部分
I wanna know what love is
I want you to show me
I wanna feel what love is
I know you can show me
I wanna know what love is
I want you to show me

では、コーラスの部分がすばらしい、イギリスの大物バンドの美しいバラードナンバーをお聴きください。

http://jp.youtube.com/watch?v=z9OGfBGOCpk

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